どうも!田舎の温泉がやっぱり好きなYoshiです!(^^)/
皆さんはお仕事で革靴を履かれるでしょうか?Yoshiは営業なので仕事の日は毎日履きます。
革靴を履くと汚れてくるので靴を磨きたい。でも靴磨きの磨き方がよくわからなくて結局手が出せない…という方はいませんか?
靴磨きやりたいけど、なんの道具を揃えればいいかわからないし、そもそも磨く手順も難しいそう…(~_~;)
ですが大丈夫です!靴磨きはたった3つの流れを覚えるだけで手順がイメージしやすくなります!
今回はこれから革靴を磨く靴磨きをしたいという方に向けて、靴磨き歴3年のYoshiが基本のシューケアまでを伝授したいと思います!(^^)/
※今回ご紹介する靴磨きは基本の磨き方です。革によって磨きは異なりますが、スムースレザーを考えて見て頂けると幸いです。
靴磨きの基本の流れを知ろう
靴磨きの磨き方をネットで検索してみたんだけど、あちこちのサイトで違った磨き方を紹介しているから何が正しいのかわからない…。
確かにその通りで、たくさんのサイトがそれぞれ違った靴磨きの方法・手順を紹介しており情報が溢れかえっているのが現状です。ですが、ひとつだけ主張したいことがあります。
靴磨きに正解はない
by Yoshi
これはYoshiの自論です!
色んな磨き方や楽しみ方があってもいい、これが私の靴磨きに対する考えです。しかし必ず押さえてもらいたいポイントはあります。
靴磨きにおける、正しい3ステップです。
磨く大まかな流れは正しい手順があり、革の種類によって正しいアプローチがある!
磨き方は自由といっても、ルールがあるからこそ自由なんだ!(^^♪
他のサイトで紹介されている靴磨きの方法にもこの3つの流れは共通しているはずです。
ではまず靴磨きの3つの流れをイメージしましょう(^^)/
靴磨き=人のスキンケアで覚えよう
「靴磨きの3ステップ=人のスキンケア」で覚えましょう。
というのも、革は元をたどれば動物の皮膚だからです。わたしたち人間も生き物であり広義で動物です。なので皮膚の構造や役割は牛や豚、馬などとほとんど一緒なのです。ということから革も人のスキンケアと同じ手順で覚えるとイメージしやすいかと思います。
具体例は下記の通りですね。
上記の通り、靴磨きの3ステップは人のスキンケアの手順とリンクしています。「汚れ落とし=洗顔」「栄養補給=化粧水・乳液」「鏡面磨き=お化粧」とそれぞれ工程の目的が全く同じなのです。
でも、ぼくは男だから化粧なんかしないんだけど…。
という意見があるかもしれません。近年ではメンズメイクが少しずつ普及してきているとはいえ、男性でお化粧をする人は多くはないと思います。わたしもしません。
ですが、男性の普段のスキンケアである「洗顔・化粧水・乳液」」だけの工程で靴磨きは十分です。靴磨きでいうと「汚れ落とし・栄養補給」ですね?この2ステップを「シューケア」といいます。靴磨きでは2ステップのみで終えてもOKです!ただ、ここで覚えてもらいたいのは「靴磨きは3つの流れがある」ということ!このポイントだけイメージできれば大丈夫です
以上から、「靴磨き=人のスキンケア」としてイメージしましょう(^^♪
どこまで磨くべき?シューケアを覚えよう
なるほど!靴磨きの3つの流れをおさえておけば、なんだかイメージがしやすい!
う~ん…。たしかに靴磨きの流れはわかったけど、どこまでやるのがいいのかな?
前述した通り、靴磨きには「汚れ落とし・栄養補給・鏡面磨き」という3つの流れがあります。ですが、基本的に「汚れ落とし・栄養補給」の2ステップまでの「シューケア」まででも十分です。
シューケアまでの工程で革を長持ちさせる要素が完結するからです。
例えばこれは、人のスキンケアでも同じことが言えます。人のスキンケアの根本の目的は「肌の古い汚れを落とし、新しい栄養を与えること」ではないでしょうか?つまり「洗顔・化粧水・乳液」だけで目的は完結するのです。
靴磨き=人のスキンケア、でしたね?であれば靴磨きも同じ。革の毛穴に溜まったホコリや古い汚れを落とし、新しい栄養を与える目的の「汚れを落とし・栄養補給」で一番の目的は完結するのです。
それなら3つ目の「鏡面磨き」はやらなくてもいいんじゃない?私だって化粧は手間がかかるからできればやりたくないし。
……。(すごい自信だな…笑)
確かにその通りで、ぶっちゃけると鏡面磨きまでしなくても全然OKです(;^ω^)
しかし鏡面磨きにも見映えが良くなる意外にメリットがあります。
人のお化粧でも肌を紫外線から守ってくれたりしますよね?なのでやらなくてもいいですが、やればもっといいことがあると覚えておこう!
でも鏡面磨きは正直難しい(;’∀’)
靴磨き歴3年の僕でも習得には半年かかったからな…!
なので靴磨き初心者の方、または自然な艶感まででOKという方は「汚れ落とし・栄養補給」の2ステップ「シューケア」までを覚えましょう!(^^)/
シューケアで必要な基本のシューケア用品
ここまで靴磨きの流れは理解できたでしょうか?
よっしゃー!靴磨くで~!…あ、道具ってなに必要なんですか?(;’∀’)
そうですね。肝心の磨く道具を紹介しましょう!靴磨き用品はたくさんありますが、基本のシューケアまでは最低限これだけあれば間違いないです!
シューツリー
靴の型崩れを守ってくれるアイテム。歩いているとできる革のシワを伸ばしてくれるので、靴磨きでは必需品。また、レッドシダーなど材質によっては防臭・湿気吸収効果も付与する。
馬毛ブラシ
程よい柔らかさと弾力のある毛先が特徴。ホコリなどの汚れを指では届かない溝の奥まで毛先が入り込み払うことができるので、ホコリ落としに最適。馬毛ブラシ一本あれば十分でもある。
豚毛ブラシ
硬くコシのある毛質が特徴。毛の硬さを生かし、靴クリームを革の奥に刷り込むように浸透させることができる。
クリーナー
革の表面や染み付いた汚れを拭き取るためのアイテム。クリーナーに配合されている有機溶剤によって汚れを溶かして拭き取る仕組み。
靴クリーム
革に油分や水分を与えるアイテム。革専用の乳液といってもいい。豊富なカラー展開がされているが、基本は靴と同じ色もしくは少し濃い色をチョイスするのがおすすめ。クリームの種類として乳化性と油性に分かれるが、シューケアまでで完結する場合は光沢の出やすい油性がいいと思います。
綿100%の布
汚れや余分なクリームを拭き取るためのアイテム。ネットなどで各社専用の布を販売しているが、着古した綿のTシャツやシャツで十分代用できます。Yoshiも着古したポロシャツをカットして使っています。
シューケアの手順
それでは本題のシューケアの方法をご紹介します!参考動画も最後に貼っておきますので良かったら参考にしてください!( *´艸`)
馬毛ブラシ~革についたホコリを払う
馬毛ブラシでホコリや軽い汚れを払います。ポイントはこするのではなく、払うこと。ブラシの毛先を上手く使いながら、ホコリのたまりやすいコバなどの深い溝やタンの隙間も忘れずにブラッシングしましょう。
クリーナー~革についた汚れを拭き取る
革に染み付いた汚れを拭き取ります。綿の布を指に巻いてクリーナーを5円玉程度つけます。表面をなでるように優しく拭き取りましょう。強くこすってしまうと革の表面を荒らしてしまったり、染色の方法によって色が落ちてしまったりするので注意。
靴クリーム~革に栄養を与える
靴クリームを指にとって革全体にまんべんなく塗り込んでいきます。ポイントは革をマッサージするように塗り込むこと。指で塗るのは革の変化を感じ取りやすくするためです。油性クリームの場合は付けすぎるとぼてっとした仕上がりになるので、少しずつ塗っていきましょう。
豚毛ブラシ~革にクリームを押し込む
革に塗ったクリームを豚毛ブラシで刷り込んでいきます。小刻みに力強くブラッシングすることがポイント。
乾拭き~余分なクリームを拭き取る
最後に革に入りきらなかった余分なクリームを綿布で拭く取っていきます。3本指(人差し指・中指・薬指)に巻き付けて拭き取ると包み込むようにできるのでおすすめ。布の摩擦熱によってクリームに含まれるロウ分が溶け出し、自然な艶・光沢が生まれます
以上でシューケア完了です!
まとめ
以上が靴磨きのシューケアの磨き方の紹介でした!いかがでしたか?靴磨きの大まかな流れというのを覚えてもらえていたらすんごく嬉しいです( *´艸`)
靴磨きってどうしても地味な印象があったり手間がかかるイメージが先入観であるかもしれません。
ですがいまの日本の靴磨きってカッコイイんです!びしっとスーツを着てカウンター越しに磨く姿はまさに紳士のたしなみ!
Yoshiは靴磨きで人生が変わったので、より多くの人に靴磨きの楽しさを伝えていけたらなと思い靴磨き情報を発信しています!
今日が一番若い日です!靴磨いてみようかな?と思ったその日に是非行動してみてくださいね(^^♪
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