どうも!気温差が激しくて耳がしもやけ気味になっているYoshiです(;’∀’)
突然ですが、皆さんは革の種類をどれだけ知っているでしょうか??
う~ん…。牛とか豚、馬でしょ?あとはワニとかヘビの革とかが思いつくなぁ…。
Yoshiと同じように革の種類は”動物の種類”でとらえる人がほとんどだよね!
革の種類は動物の種類だけでなく、皮に加工するタイミングや性別などによっても呼称が変わってくるのです。
レザークラフトや革製品がお好きな方であれば常識かもしれませんね(;^ω^)それでは具体的に
- 皮の呼称が変わる基準
- それらの特徴やおすすめの用途
についても詳しくご存知でしょうか?
今回は一般的に馴染みのある“牛の革”の種類について、皮にするときの年齢や性別に着目してご紹介していきたいと思います!
革に興味のある方は「種類の多さと特徴の違い」についても書いていくので、楽しめる内容になると思います(^^♪
5年間で3度の転勤をきっかけにミニマリストになった会社員。ミニマリスト歴4年目に突入。
靴磨き歴3年目の趣味シューシャイナー。靴磨きで人生が変わったことから、靴磨きの楽しさを広めるためにYouTubeでも発信中!
革の種類を分ける基準とは?
革の種類を分ける基準は動物の①年齢②性別③経験という3つの要素に分かれます。
- 年齢(動物から皮を加工したときの年齢)
- 性別(オスの皮 or メスの皮)
- 経験(例えば「出産を経験した動物」や「野生の生活をしていた動物」など)
というのも、動物の皮も人間の肌と同じように成長するにつれ変化するものであり、また食生活や環境などの生活習慣でも変化するからです。
ぼくたちは食生活が乱れるとニキビができたり、ずっと外にいると肌が黒くなったりするよね。
人間も同じ動物だから、肌の変化も皮の変化も同じというのが納得できる!
牛革の種類一覧
牛革の種類について、今回は6種類を見ていきましょう。
げっ!結構種類あるんだなぁ~(;’∀’)とても覚えきれん(笑)
覚えれなくても「こんな基準で分けられるんだな~」と知っているだけでもいいと思うよ!
カーフ(生後6か月くらいの仔牛の皮)
生まれてから6か月程度の仔牛の皮。特徴は薄くてキメの細かい繊細な皮。そのため高級靴の原材料として多く使用されています。
ベビー(生後3か月までの仔牛の皮)
カーフよりもさらに若い、生まれてから3か月までの仔牛の皮。生まれて間もないことからカーフの特徴に加えて滑らかな風合いが特徴。繊細がゆえに実用的な革靴にはあまり使われないそうです。
キップ(生後6か月~2年くらいまでの皮)
生まれてから6か月~2年ほどの牛の皮。仔牛からは卒業した成牛のため、厚みがあり頑丈な皮になっているのが特徴。革靴に多く使用される。
「カーフ」と「キップ」を分けているのは日本だけみたい!欧米ではカーフもキップもまとめて「カーフ」と呼んでいるそうです。
ステア(生後3~6か月の間に去勢&生後2年以上のオスの皮)
生後2年以上のオス牛の皮だが、生まれてから3~6か月の間に去勢された牛が対象となる。成牛していることから厚みがあり強度がある。去勢をしていることでオス牛特有の厚みのある皮に均一なキメがそろっている。厚みの必要な素材として活躍している。
カウ(出産を経験&生後2年以上のメスの皮)
生後2年以上のメス牛の皮で、そのなかでも出産を経験した牛の皮。メスの皮なのでステアよりもやわらかな質感である。しかし、出産の影響で部位により密度が異なる傾向がある。靴には適さない。
ブル(生後3年以上のオスの皮)
生後3年以上のオス牛の皮で、去勢されずに生きてきた牛の皮。オス牛特有の厚みがさらに際立ち、去勢されていないことから暴れる傾向があるため傷も多い。靴には適さない。
まとめ
今回は革の中でも“牛の皮“の種類を分ける3つの要素に絞り、皮の種類を解説しました。
いろんな区分けがある皮ですが、要素で分けるとイメージして覚えやすいです。
動物は生きているから皮も成長して特徴も変化していく。
やっぱり命をもらってるんだなと感じて、もっと革製品を大事にしなきゃなと思った…。
皮の分類の基準がわかれば知識は備わります。ですがこれだけでは100あるうちの50ほどしか理解はできません。
残りは実際に革を「見て」「触って」「感じる」五感で知ることが必要です。
まさに「百聞は一見に如かず」ね。
いつかYoshiも、知識だけではなく本物の革を手に触れらるようになるので、その時まで気長に待っててくださいね(笑)
牛革の種類に少しでも興味をもってくれたり、見分ける参考になればYoshiは嬉しい( *´艸`)
以上、Yoshiでした(^^♪
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